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決算に強い経営者になる!決算見通しと資金管理のコツ

「決算前になると資金繰りが不安になる」「税金や利益の見通しが立たない」と感じる経営者は多いのではないでしょうか?

決算を迎えるにあたり、適切な資金管理を行い、経営判断に活かすことができるかどうかは、企業の成長に大きく影響します。

本記事では、決算前に行うべき資金管理のポイントや、決算見通しを立てるための具体的なコツを解説します。財務に詳しくない経営者でも実践しやすい内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

1.決算とは?

1-1. 決算の基本

決算とは、企業の1年間の経営成績や財務状況をまとめ、報告する作業のことを指します。決算書(財務諸表)は、主に以下の3つの書類で構成されます。

・損益計算書(PL:Profit and Loss Statement)

 企業の売上や費用、利益の状況を示す。

・貸借対照表(BS:Profit and Loss Statement)

 資産・負債・純資産の状況を表す。

・キャッシュフロー計算書(CF:Cash Flow Statement) 

 資金の流れを可視化し、現金の増減を分析。

決算の目的は、税金計算のためだけではなく、会社の財務状況を正しく把握し、次年度の経営戦略に役立てることにあります。

2.決算見通しをたてるメリット

決算を迎える前に、財務状況を正確に把握し、事前に見通しを立てることで以下のメリットがあります。

・税金対策が出来る

 期末直前に適切な税金対策を講じることが可能。

・資金繰りの悪化を防げる

 予定外の税負担や支出による資金ショートを防止。

・銀行や投資家への説明がスムーズになる

 正確な決算見通しを持つことで、金融機関との交渉が有利になる。

・次年度の経営計画を立てやすくなる

 正しい数字をもとに、翌期の経営戦略を策定できる。

 3.決算見通しと資金管理の具体策

3-1.月次決算を実施する

決算前だけでなく、普段から経営状況を把握するために「月次決算」を行いましょう。

月次決算のポイント

毎月の収益・費用を確実に集計する。

・売掛金と買掛金の状況を把握し、キャッシュフローの予測を行う。

・予算と実績を比較し、経営の修正を早期に行う。

月次決算を習慣化することで、決算時に慌てることなく、計画的に資金を管理できます。

3-2.資金繰り表を作成する

資金繰り表は、企業の現預金の流れを可視化するツールです。決算前後の資金管理を適切に行うために、以下のような資金繰り表を作成しましょう。

資金繰りに含める項目

・現金残高

・収入(売上、借入、助成金など)

・支出(仕入れ、経費、返済、税金支払いなど)

・キャッシュフローの予測

資金繰り表を適切に管理することで、資金ショートを未然に防ぎ、余裕をもって経営できます。

3-3.節税対策を行う

決算前に実施できる節税対策には、以下のような方法があります。

・経費の計上

 事業に関連する経費を適切に計上し、利益を圧縮。

・設備投資の実施

 必要な設備を年内に購入し、減価償却を活用。

・退職金制度の活用

 役員退職金を適切に設定し、税負担を抑える。

ただし、節税対策は長期的な財務戦略と連携して行うことが重要です。

3-4.銀行との関係を強化する

決算前に銀行とのコミュニケーションを取ることで、資金調達をスムーズに進められます。

銀行との関係を強化するポイント

・決算書を定期的に提出し、経営の透明性を示す。

・事業計画書を準備し、融資の必要性を明確にする。

・財務状況を積極的に説明し、信用を高める。

まとめ

決算に向けた準備をしっかり行うことで、資金繰りの不安を解消し、次年度の経営を安定させることができます。

重要なポイント

・月次決算を実施し、経営状況を常に把握する。

・資金繰り表を作成し、キャッシュフローの管理を徹底する。

・決算前の節税対策を適切に行う。

・銀行との関係を強化し、資金調達の選択肢を広げる。

経営者が決算に強くなることで、企業の成長スピードは加速します。ぜひ今回紹介した方法を実践し、安定した経営を目指してください。

有限会社エーエスシーでは、中小企業経営者や起業家向けに、事業計画のサポートを行っておりますので、一度無料相談(120分無料)を受けて頂くことをお勧めします。

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