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回収サイトを短縮し、支払いサイトを伸ばす

回収サイトを短縮し、支払いサイトを伸ばす

今回は資金繰りの5回目「サイトの問題」をご説明します。
 

社長は「受取手形・売掛金の納品から入金までのサイトを管理」されていますか?
 

また、「支払手形と買掛金の納品から支払いまでのサイトを管理」されていますか?

資金繰りが悪い方は、おそらくこれをちゃんとやっておられないと思います。

売上は納品した時に立ちます。
これは、「実現主義」という会計の大原則です。

実現主義は別名「販売基準」といい、相手に商品サービスを引き渡して納品した時点で売り上げが立つのです。


 

また仕入は、反対に商品・サービスを納品された時に立ちます。

仕入れはいったん倉庫に在庫として計上され、売れたら「売上原価」となります。

問題は、仕入れは売れても売れなくても、納品されて倉庫に入った時点から一定期間後に支払い期日が待っていることです。

 

支払いが先で、入金は後なのです。

これが逆なら資金繰りで困ることはありません。

いわゆる「前金商売」という商売は、先にお金が入ってくるから楽なのです。

でもそれは、ビジネスモデルや、力関係で決まりますので、すべてのビジネスで

適用できるわけではありません。


力関係が弱い中小企業の場合、

通常は「支払いが先で、入金が後のなのです」

だから資金繰りに困るのです。

 

しかし方法はあります。

ここで確認しておきますが、「納品してから入金までの期間」をサイトといいます。

このサイトの差を少しでも短縮化する工夫・努力をすることです。

 

そのためにはまず、
「入金サイトと支払いサイト一覧表」を作成して、得意先ごとに管理をするのです。

 

その上で、入金サイトを短縮化して支払いサイトを伸ばす工夫をするのです。 

取組みやすいところから取組むのがコツです。

例えば、毎月300万の取引があるところで、サイトの差が10日短縮化できれば、300万の資金を10日借りるのと同じことになります。

順番としては取引額の大きなところから始めて下さい。

今回は以上です。

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