〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエスト19階
5月1日に「持続化給付金」の受付が開始しました。
①持続化給付金とは何か?
感染症拡大により、営業自粛等によって特に大きな影響を受ける事業者に対して、事業の継続を支え、再起の糧としていただくため、事業全般に広く使える給付金のことをいいます。
②給付額はいくらか?
法人は200万円まで
個人事業者100万円まで
※ただし、昨年1年間の売上からの減少分が上限
〇給付額の算定方法
前年の総売上(事業収入)-(前年同月比̻▲50%月の売上×12ヶ月)
※金額は10万円単位。10万円未満の端数があるときは、その端数は切り捨てる。
③給付対象
資本金10億円以上の大企業を除く、中小法人等、医療法人、農業法人、NPO法人やフリーランスを含む個人事業者が広く対象となります。
④申請に必要な書類
(1)2019年(法人は前事業年度)確定申告書類
(2)売上減少となった売上台帳等の写し
(3)通帳の写し(表面と見開き2ページ)
(4)個人事業者は本人確認書類(運転免許証、個人番号カード等)
⑤申請の流れ
(1)持続化給付金ホームページへアクセス。
https://www.jizokuka-kyufu.jp/
(2)申請ボタンを押して、メールアドレス等を入力(仮登録)
(3)入力したメールアドレスに、メールが届いていることを確認して〔本登録〕へ。
(4)ID・パスワードを入力すると「マイページ」が作成されます。
(5)④の申請に必要な書類を添付して送信します。
(6)申請完了。
(7)持続化給付金事務局で、申請内容を確認。
※申請に不備があった場合は、メールとマイページへの通知で連絡が入ります。
(8)通常2週間程度で、給付通知書を発送/ご登録の口座へ入金。
①5月1日受付開始後、応募が殺到しているとのことです。
現在はオンラインのみの受付で、時間帯によってはアクセスが集中して申請ができないという声もお聞きします。その場合は何度もやり直しするしかありません。
②相談ダイヤルがあります。
持続化給付金事業コールセンター
0120-115-570
受付時間:8時30分~19時00分
(5月・6月毎日、7月~12月(土祝日除く))
試しにコールセンターに掛けてみましたが、電話が殺到しているようで繋がりませんでした。FAX番号を入れるとFAXを流してくれるサービスがありますが、実際やってみると、来たのはホームページに載っている情報と同じものが来ただけでした。
今の段階では質問事項があったりしても、とりあえず何度も何度もチャレンジしてネットで申請するように努めるしかないと思います。不備があった場合は通知が入るらしいですので。
今後、電子申請を行うことが困難な方のために、「申請サポート会場」を順次設けるとのことです。
現在の予算は2兆3,000億円余りありますが、申し込みが殺到すると不足することは目に見えています。その際は第二補正予算が必要になってきますが、恐らく夏以降のことになるでしょう。今回持続化給付金の申請期間は令和2年5月1日~令和3年1月15日までとまだまだ時間がありますので、最初のタイミングが出遅れた方は、この第二補正予算を待つのも一つの手かと思います。しかしどうしても資金に余裕のない方は、何としても今チャレンジして獲得するように努めて下さい。
ITが苦手な方はITの得意な顧問税理士さんや、ご家族、友人の手を借りてでもぜひ申請しましょう。
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